毎月1回受講しているS先生のクラス。
この夏からブリリアンスの生徒二人が受講しています。
先日、その二人が受講した小学生クラスでの一コマ。
背中を丸めておよそバレリーナーには見えない立ち姿で立っている生徒がいたり、お喋りをする生徒がいたり(これはもっての外ですが…)した中、
「クラスを受けている最中は、ずーっとレディで居てください。ずーっとエレガントで居てください。」
と、S先生が子どもたちに言われました。
当たり前のことを注意されたのですが、その言葉と伝え方が素敵だなと思いました。
それを言える先生が素敵だし、貴重だと思います。
そもそもバレエの起源は、ヨーロッパの貴族社会。
社交会での礼儀作法の一つから始まったもの。
バレエを学ぶということは、エレガントであることは最低条件。
普段の生活がそうでなくとも、バレエの稽古場に来る・レッスンをするということは少なくとも「いつもとは違う」ということを念頭に置いておくことが大切です。
もちろん、テクニックを学び、身に付けることは大切ですし、その訓練をします。
でも、バレエを学ぶ・習うということは、「立ち居振る舞い」を含みます。
テクニックよりもまず「立ち居振る舞い」つまり、物事を学ぶ姿勢、習う姿勢を身に付けることであると思います。
だからこそ時間がかかるし、難しいです。
それが「習い事」です。
そんなこと当たり前と思っていましたが、先日のS先生の言葉で改めて「そうだな」と気づき、大切なことで、それを伝えていくことが指導者の役割なのだと感じさせられました。
子どもの時には何を言われているか分からなし、理解できないかもしれませんが、でも言い続けなければいけないのだと思います。
自分自身のことを振り返ってもそうでした。
子どもの頃、先生方によく言われていました。色んなことを。
当時は理解できなかったけれど、大人になるにつれて、いろんな経験を積んでいく過程で、「あの時のあの言葉はこういうことだったのか」と分かるようになりました。
指導者の立場になると、痛いほどに分かるし、振り返って恥ずかしくなること、落ち込むこと、後悔すること、反省することも多々あります(そんなことばかりかもしれません)。
でも、見捨てず言い続けてくださったことに本当に感謝しています。
まだまだ学ぶことだらけですが、私も負けず言い続けることにします(笑)。
指導者とは「忍耐」です!!!(笑)
さて、S先生のクラスを受講している二人は、どれだけ吸収できているのでしょうか。
テクニックだけではない、「バレエ」の奥深さを教授してくださっています。
子どもであっても容赦なく厳しく、甘えは決して許してくれません。
自ら掴みに行かなければ、待っているだけでは何も与えてもらえません。
そんな中で揉まれて、自分自身で考えて進んでいく力を身に付けてもらいたいと思います。
2018年11月22日木曜日
2018年11月18日日曜日
毎年恒例、今年も
今年も残すところあと1ヶ月と10日。
週単位で数えると6週間!!
早い!!!
クリスマスまであと1ヶ月。
毎年恒例となっています、全クラスレッスン曲をクリスマスソングで行ないます。
鼻唄でも歌いながらレッスンするのもいいかと思います。
基礎は基礎で大切ですが、踊りは音楽を身体で表現することですから、クラスのアンシェンヌマン(エクササイズ)を、与えられた音楽で表現していくことは大切です。
音楽も楽しい曲、明るい曲、悲しい曲、暗い曲、重い曲、軽い曲、やわらかい曲、かたい曲…など
音楽によって雰囲気が違うように、踊りのステップにもキャラクターがあります。
ステップが変われば表現も変わるし、同じステップでも「音楽によって」、「作品によって」、「演じる役柄によって」表現の仕方を変える必要があります。
そのために基礎は最低限必要です。
それと同時に、音楽を感じて、身体で奏でる、表現するということも学んでいかなければ体操でしかありません。
体操であっても最近は音楽性、表現力を重視されています。
バレエは「表現」ですから、跳べばよい、回ればよいのではありません。
テクニックも必要、音楽性も必要、表現力も必要…バレエには全ての要素が必要!
そんなことを色々と考えながら、クラスを行なっています。
クリスマスソングからバレエの核心へと話が飛びましたが、まずは楽しいが一番。
でも楽しいばかりではない、その中に厳しさがあるということも学んで欲しいと思います。
という事で、子どもたちの楽しいが集まった1枚。
発表会もこれ以上の笑顔で踊ってもらいたいです。
週単位で数えると6週間!!
早い!!!
クリスマスまであと1ヶ月。
毎年恒例となっています、全クラスレッスン曲をクリスマスソングで行ないます。
鼻唄でも歌いながらレッスンするのもいいかと思います。
基礎は基礎で大切ですが、踊りは音楽を身体で表現することですから、クラスのアンシェンヌマン(エクササイズ)を、与えられた音楽で表現していくことは大切です。
音楽も楽しい曲、明るい曲、悲しい曲、暗い曲、重い曲、軽い曲、やわらかい曲、かたい曲…など
音楽によって雰囲気が違うように、踊りのステップにもキャラクターがあります。
ステップが変われば表現も変わるし、同じステップでも「音楽によって」、「作品によって」、「演じる役柄によって」表現の仕方を変える必要があります。
そのために基礎は最低限必要です。
それと同時に、音楽を感じて、身体で奏でる、表現するということも学んでいかなければ体操でしかありません。
体操であっても最近は音楽性、表現力を重視されています。
バレエは「表現」ですから、跳べばよい、回ればよいのではありません。
テクニックも必要、音楽性も必要、表現力も必要…バレエには全ての要素が必要!
そんなことを色々と考えながら、クラスを行なっています。
クリスマスソングからバレエの核心へと話が飛びましたが、まずは楽しいが一番。
でも楽しいばかりではない、その中に厳しさがあるということも学んで欲しいと思います。
という事で、子どもたちの楽しいが集まった1枚。
発表会もこれ以上の笑顔で踊ってもらいたいです。
2018年11月9日金曜日
2018年11月2日金曜日
振付開始
いよいよ来年夏の発表会に向けて振付開始しました♪
振付初日。
子どもたち、はしゃぐはしゃぐ、賑やかな振付開始となりました。
勝手に自分たちで振付したりして、良いものは採用、ダメなものは却下(笑)
ポワント組は、初めての振付。
「トゥシューズで踊るの大変!」っと言ってましたが、本当に大変なんです。
レッスンで基礎ワークをするのとは違う。
だから、舞台で踊るって大切なのです。
それで上手くなって行く。
《習うより慣れろ》かな(笑)
繰り返し繰り返し積み重ねて☆
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